シーズン別スキンケア

春のスキンケア

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冬のきびしい寒さも一段落して、春の声を聞くと心もはずんできますが、春先は肌トラブルが一番多く発生する季節、要注意です!

代謝が活発になり汚れやすい肌を清潔に!

春の気温は安定せず、暖かかったり寒かったりと落ち着きません。肌も、北風が吹けば乾燥し、晴れた日にはべたつきを起こすなど、日々の急激な変化についていけず、トラブルが起こりやすくなります。また、風に運ばれてくる、ほこり・ちり・花粉なども肌トラブルの原因になり、それに反応して敏感肌になってしまう場合もあります。
このように、春はトラブルの原因が多いので、必然的に肌が不調になる方も増えるというわけです。大切なのは、肌を清潔に保つこと。基本の洗顔で、汚れをしっかり落としましょう。石けんをよく泡立てて、こすらずやさしく行うのが基本です。

春肌のお手入れポイント

●肌のバランスがくずれやすい春こそ保湿
募本のスキンケアを毎日行うと同時に、べたつきや乾燥が気になる部分をチェック。特に乾燥が気になる場合は、化粧水や美容液を含ませたコットンで保湿パックをしましょう。
●本格的な紫外線対策は春からスタート!
紫外線量は5月から8月にかけてピークに達しますが、3月頃から多くなってきますので、春から本格的な紫外線対策が必要です。日焼け止め剤の使用はもちろん、長袖着用なども心がけてください。
※春の日焼止め剤の使い方
日常生活では、その日の行動に対応した日焼け止め剤を使うと効果的です。自分に合ったものを選びましょう。
★日常の短時間の外出(散歩・買物など)
SPFl0〜20、PA+
★長時間の外出(スポーツやレジヤーなど)
SPF20〜30、PA++

春の朝のスキンケア

@洗顔
ぬるま湯で軽く予洗し、石けんを泡立てて洗顔します。洗いあがりがさっぱりするタイプの洗顔料がオススメです。春は肌状態の変化が激しいので、洗顔前の肌チェックをしっかり行っておきましょう。
A化粧水
乾燥が気になる場合は保湿力の高い化粧水を使います。二キビや吹き出物が出ている方も、まずは化粧水でたっぷりと水分補給を。シミ対策には、美白成分の入ったものが効果的です。
B美容液
ヒアルロン酸などの保湿成分が十分に入ったものが効果的。さらに美白効果を期待したいなら、肌への浸透力が高いビタミンC誘導体の入ったものがオススメです。ビタミンC誘導体には、活性酸素を抑制して、二キビやシミをできにくくする効果もありますよ。
C乳液
紫外線が気になる方は、∪∨カット効果のある乳液または日焼止めクリームを。どちらか一方を使えばOK。ただし脂性肌の人は、過剰な油分は二キビや吹き出物の原因になってしまうので、肌の状態を見て使用を考えましょう。紫外線対策には、∪∨下地の使用も効果的ですね。

春の夜のスキンケア

@クレンジング
春の肌は、皮脂の分泌が増え、メイクの上にはちりやほこり、花粉などがついて汚れていますから、クレンジングできちんと落とすことが大切です。ただし、クレンジング剤をのばすときに強くこすったり、長時間行うと、肌トラブルの原因になるので注意しましょう。
A洗顔
メイクをしなかった日は、まず予洗で軽く汚れを落としてから、石けん洗顔をしましょう。乾燥しがちだからと、しっとり系の洗顔料を使うと洗浄力が弱く、汚れがきちんと落ちていないことも。しっかり泡立てを行って、しっかり汚れをおとすことを大切に。
B化粧水
春の肌にはたっぷりの水分が必要!浸透力と保湿力の高い成分が入った化粧水で水分を補給しましょう!おすすめはヒアルロン酸配合のものです。
C美容液
補給した水分を、美容液できっちりキープしましょう。化粧水同様、ヒアルロン酸配合の美容液は効果が高いので、肌が乾燥しがちな人にはオススメです。美容液をつけながら30秒マッサージを行うと、翌日の肌力がアップします。時間に余裕があれば、美容液パックなどで浸透力を強化しましょう。

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